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円卓の効果
初対面の人同士でもコミュニケーションが生まれる「円卓」の効果
近所の喫茶店など行っても、見知らぬ人と会話することはほとんどないと思う。
ですがテーブルの形状一つでコミュニケーションのハードルを下げる効果があるようだ。
心理学的効果もある「円卓」
中華料理店や立食パーティなどではよく円いテーブルをよくみる。また、最近は会議などにも円卓テーブルが利用されることがあるようだ。
心理学的には四角いテーブルよりも、円形のテーブルのほうが、緊張感が和らぎ会話がスムーズにいきやすいという結果がでているようだ。
こんな実験もあったようです。
アメリカで行われたある実験で上の図のように、大学教授と学生が四角いテーブルに座った場合と、円卓に座った場合を比較したようです。
円卓でしばらく話をした後、学生に教授の印象を尋ねると「公平、世話好き、親しみがある、話をよく聞いてくれる、オープンな人柄だった」などのような答えがありましたが、同じ教授が四角いテーブルで話した後の場合「権威主義的で、攻撃的だった」と評価されるという結果に。
(参考:パーソナルスペース | 心理学 | Ofee)
この違いがお互いのパーソナルスペースを近づけて、コミュニケーションがとりやすくなる。
伊勢志摩で行われたサミットでも円卓が使われたのが印象的だ。
生産的なコミュニケーションは丸い形状から生まれるといっても過言ではないだろう。
円卓などの角のない丸いものには、心を和ませ人と人を近づける効果がある。
「ドーム空間でも同じことが言えるのではないだろうか」
「アースドームは人々を繋げる空間を創造します」